どうやって始めるの?手続きの流れと相談先
全4回でお届けしてきた成年後見シリーズも、いよいよ今回が最終回です。
最後は、実際に制度を利用するための「手続きの流れ」について分かりやすくお伝えします。
(※今回は、すでに判断能力が低下している場合の「法定後見」を例に進めますね)
手続きは、主に以下のようなステップで進んでいきます。
• ステップ1:家庭裁判所への「申立て」 本人の住所地を管轄する家庭裁判所に書類を出します。申立てができるのは、配偶者や4親等内の親族などです。
• ステップ2:家庭裁判所による「調査・審理」 裁判所の職員が、本人の状況や親族の意見を確認したり、必要に応じて医師の「鑑定」を行ったりします。
• ステップ3:後見人の「選任」 裁判所が「この人が適任」と判断した人を後見人に選びます。親族が選ばれることもあれば、弁護士や司法書士などの専門家が選ばれることもあります。
★大切なポイント:専門家に頼るメリット 家庭裁判所に出す書類は、戸籍集めから診断書の準備まで、一般の方にとってはかなり複雑で時間のかかる作業です。 また、「親族間で意見がまとまらない」「誰が後見人になるべきか迷う」という場合も、最初から司法書士などの専門家が入ることで、トラブルを防ぎながらスムーズに進めることができます。
4回にわたってお届けした成年後見制度、いかがでしたでしょうか?
「うちの家族の場合はどうなるんだろう?」と少しでも気になったら、
まずは一歩、専門家に相談してみてくださいね。
司法書士法人ふるえ事務所では、相続・成年後見などのご相談を初回無料で承っております。お気軽にご相談ください。